ソフトブレーン企業分析その3
競合;ブリッジインターナショナルを上げる。事業内容はインサイドセールスアウトソーシングサービスとインサイドセールスコンサルティングサービスとシステムソリューションサービスである。
*インサイドセールスアウトソーシングサービス…顧客企業へブリッジインターナショナルのインサイドセールス(正社員)を提供し、顧客の社員として、営業活動を実施している。ビジネスモデルは年間契約による、月額手数料を受け取る形。これにより、一定規模の正社員を提供することで安定した収益を確保。
・インサイドセールス…営業部隊を指揮する役割である。手あたり次第営業を行わず、見込みのある顧客、見込みの低い顧客とに分けて、見込みのある顧客に営業を行い、見込みのない顧客には、非対面アプローチ(メール、電話)などで確率を高める。また、既存の顧客には、次回購入や、オプション購入の可能性が高まるまで、フォローする。
*インサイドセールスコンサルティングサービス…クライアントごとに、最適にカスタマイズされたインサイドセールスを導入・構築することで、支援する運用改善に向けた、アドバイス、研修も欠かさない。コンサルティング手数料をもらう。
*システムソリューションサービス…自社で開発した、インサイドセールスの実行及び周辺領域に関するツール実装支援を行う。CRM(顧客管理)、SAF(営業自動化)をMA(マーケティングオートメーション)の実装などに開発売上と月額課金売り上げをもらう。
業績を比較する。
まず、ブリッジインターナショナルである。単位は百万円である
ブリッジインターナショナル |
17・12 |
18・12 |
19・12 |
売上高 |
2,758 |
2,912 |
3,262 |
営業利益 |
294 |
348 |
385 |
経常利益 |
297 |
331 |
386 |
196 |
258 |
次にソフトブレーンである。単位は百万円。
17・12 |
18・12 |
19・12 |
|
売上高 |
8,091 |
9,188 |
9,894 |
営業利益 |
949 |
1,233 |
1,166 |
経常利益 |
952 |
1,240 |
1,172 |
636 |
796 |
764 |
これらよりわかることは、業績は、ソフトブレーンである。これらの違いは顧客の顧客つまりエンドユーザー目線で作っているかだと考える。ソフトブレーンでは、主婦を雇い、顧客店舗の調査を行っているため、その目線でシステムを作り、的確なアドバイスを行っている。これが違いだろうと考える。そのため、人権費が高騰している。なので、そっちが良いかはわからないが、個人的に、ソフトブレーンのような顧客目線でのビジネスの方が良いのでは?
<今後の将来性>
営業支援では他企業との争いになる。コスト戦略を避けて、差別化を図り、差をつけてほしい。もしくは新規事業の設立だ。差別化を行うなら、営業だけでなく、卸売りの面で営業支援を行ってみたらどうだろうか?卸売りは市場により値段が異なるため、いかに安定した値段で売るかの支援を行ってみたら面白いと思う。また新事業の設立では、システム開発能力をほかの分野と組み合わせることで○○テックを作り出してもらいたい。
<株式情報>
4・23時点
株価 |
795円 |
|
PER |
17.7 |
|
PBR |
5.69 |
|
18,189百万 |
||
発行済み株式数 |
23,672千株 |
|
浮動株 |
16.30% |
|
信用買い |
581,200 |
|
信用売り |
45,900 |
*株価に与える要因
・決算
・他企業とのシェア
・人権費、開発費
・スカイネクスト
・スカラ
・コロナ