bunseki345の日記

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カナミックホールディングス企業分析その1

カナミックネットワーク(3939)

決算 9月

 

設立 2000.10

 

上場 2016.9

 

連結事業 カナミッククラウドサービス プラットフォームサービス 他サービス<20・3>

 

*カナミッククラウドサービス…国が進めている「安心して暮らせるまちづくり」を実現させるために考えられた地域包括ケア。これは、在宅医療と介護の情報共有である。これをクラウドサービスで実現し、モデル事業での実証と検証を繰り返してブラッシュアップし、洗練されたシステムを低価格で提供。具体的な製品としては、在宅医療システム、介護業務支援システム、子育て支援システムである。

・在宅医療システム…超高齢化社会になるにつれて、患者or介護者が増加する。これに対して、患者情報を慰労・看護・介護分野で共有することが可能なシステム。主な機能として、まず、タイムラインである。患者情報をアップし、それに携わる人にのみ共有されこみにケーションでき、安全性が高い。次にサービスカレンダーである。これは、患者のケア情報や、コミュニティの参加情報を共有できる。カレンダー上への書き込みも可能。次に、フェイスシートである。患者の基本情報を、標準化し、多職種・他法人間で連携を持たせることが出きる。

・介護業務支援システム…介護事業所の経営状況の分析・把握を行い、経営の安定化・拡大を行える。業務システム入力したデータから自動的に、売り上げ分析、統計分析、見えるかを行う。ケアマネージャーとサービススタッフ間の連携がシステム内で完結出来、ペーパーレス化を実現することができる介護ソフトである。

子育て支援サービス…家族と子供に関わる事業者を結びつける。主な機能はまず情報配信である。これは、行政・NPO、参加企業からの子育てに関するお知らせやイベント情報を配信。次に、相談業務である。これは、行政、医療機関、保育関連との多職種連携による子育てに関する情報共有や相談業務。最後に成長記録である。これは、子供成長記録・日記・写真やお子様の検診結果を記録する電子母子手帳などをクラウド化で提供

これらの地域支援は子育てと介護を両方することに意味がある。なぜなら、働く女性の負担軽減と高齢者のサポートにより、地域に活気が出るからである。また、地域全体で、子供高齢者を大切にできる。

 

*プラットフォームサービス…介護業者のホームぺージ構築業務や公益財団法人介護労働安定センターを通じた介護事業者向けホームページの作成、また介護情報のインターネット広告サービス、情報共有プラットフォームを提供。

 

特徴 国策である「地域包括ケア」と合致したシステム開発会社である。今までの、システム構築などの実績により介護関連の官公庁からの受注あり。また、子育て支援を進めており、これが、情報通信利活用事業費補助金の対象となっている。遠隔治療において旭川医科大学と共同研究。新事業では、介護・医療従事者の人手不足改善のため、同業界向けの人材初回サービス、給与前払いサービスを提供。そして、システムプラットフォーム化のためにコンテンツの充実と他社とIOT連携を進めている。

 

*地域包括ケア…2025年をめどに団塊世代が75歳以上となる。要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを行うことができるよう住まい・医療・予防・介護・生活支援が一体的に提供すること。今後、認知症患者が増加するため、地域包括ケアシステムが必要である。またこれは地域の自主性に基づいて地域の特性に応じて作り上げるもの。

 

本社150-6031 東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー

 

電話番号 03-5798-3955

 

従業員 単63名<19・9>

 

株式 48,132千株

 

時価296億円

 

引用:四季報2020春