bunseki345の日記

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MDV企業分析その1

            メディカルデータビジョン(3902)

決算 12月

 

設立 2003.8

 

上場 2014.12

 

事業内容 データネットワークサービス データ利活用サービス<19・12>

     これら事業は医療機関、製薬、個人向けに分けることができるのでそちらで分けたいと思う

医療機関システム…①病院向け経営支援システム②DPCベンチマークシステムEVE③MDV四半期サマリーなどである。

①…「medical code」は、DPCデータや電子レセプトデータなどの標準フォーマットデータを活用し病院原価計算や診療単価の向上等、病院経営を多角的に支援するシステムです。ユーザ登録は無制限のため、院内での円滑な情報共有、意識改革・改善行動を促進し、経営改善が可能です。

・DPCデータ…診療情報の全国統一データを指す。患者の情報が載っており、患者の概略などを把握できる。

・電子レセプトデータ…CSVデータ以外の付加的なデータを提供するもの。

②…出来高請求とDPC請求の差額分析、患者数・在院日数・医療資源などの各指標を疾患別・症例別に分析かつ他院との比較ができるDPC分析システムです。これらの機能を活用して、自院の傾向や特徴を明らかにし、強み、弱みを把握し、病院の経営の根幹である診療方針の具体的な検討が可能となります。

出来高請求…一つ一つの診療内容を積み上げて計算する方法。

・DPC請求…治療した病気の中で最も医療資源を投入した一疾患のみに厚生労働省が定めた1日当たりの定額点数からなる包括評価分と従来の出来高部分を組み合わせて計算。

③…EVE、medical codeをづ入している病院に対して自院のDPC指標を分かりやすくデザインした四半期レポートを届ける。無償システム。これは、入院診療単価、退院件数・入院期間などの指標をまとめている。年度ごとの比較も可能。これらにより、自院のデータ分析に活用してもらう。

*製薬会社・アカデミアシステム…アドホック調査システム、MDV analyzer、MDV analyzer for Academic

①…アドホック調査システム…顧客のご要望に応じて、より具体的にピンポイントな分析を弊社で行うサービスである。処方継続率集計、薬剤の新規切り替え集計、検査結果値を用いた集計である。具体的に、患者数が増えている要因や伸び悩んでいる原因の確認にスポットを当てた集計を行う。ほかには、論文の作成、学会発表、統計解析用データにも使える

 

②…日本最大規模の診療データベースをもとに、顧客自身で患者数や処方日数、処方量などをご自身で分析できるWEB分析ツールである。疾患や薬剤だけでなく手術や検査などの実際の診療行為を起点とした多角的な分析も可能。

 

③…MDVが保有するデータをを使用した、薬と副作用の因果関係特定一助として影木岳調査支援を目的とした分析ツール。

*個人向けシステム…カルテコやCADA払いを提供

①カルテコ…病院受診時の診療記録や検診結果をスマホタブレット・PCで閲覧可能ご自身や家族の健康状態がわかる。医師が共有しないと判断したものは見れない。これによって医師や薬剤師に正しい情報を伝えれる。自分の病気や治療の理解を深めれる。

②CADA払い…ご自身のライフプラン・家計事情に合わせたお支払いが可能な完全自由返済型医療費専用後払いサービス。急な病気やけがによる家計の負担を軽減できる。利用料金は翌月に後払い・分割・繰り延べ払いが可能。家族利用可能。

 

 

特徴:オンライン診療支援を行う。具体的には医療情報共有サービス「カルテコ」を開発しており、政府がオンライン診療を認めたことにより、患者の診療履歴を蓄積したものをオンライン診療を行う医療機関へ情報を共有するもの。6月よりサービス開始。またコロナの影響はパッケージ型と営業部門で影響がみられる。医療従事者の負担軽減を行う予定。データ利活用サービスが伸びる見込み。現サービスの統合による新商品を作る。利益堅調により配当を予想。有利子負債0も魅力。

 

本社101-0053 東京都千代田区神田美土代町7

 

電話番号03-5283-6911

従業員 連226名 単170名

 

発行済み株式40,027千株

 

時価総額 329億円

 

引用:四季報2020春