bunseki345の日記

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三井住友FG企業分析その1

三井住友FG(8316) 

決算3月

 

設立2002.12

 

上場2002.12

 

事業内容リテール事業 ホールセール事業 国際事業 市場事業

前提として、三井住友銀行SMBC信託銀行、BTPN、SMBC日興証券三井住友カード三井住友ファイナンス&リースSMBCコンシューマーファイナンス、三井住友DSアセットマネジメント、日本総合研究所

*リテール事業…個人のお客様に対して、資産運用、決済手段を提供。具体的には、預金、振替、振込、貸付、資産運用を行う。個人や中小に対して様々なサービス・商品を提供。い一つ一つの案件の収益は小さいが、長期的な関係を築くことが大切。約4300万名の顧客を持っている。銀証一体のリテール戦略をとり、各社の連携を使って、顧客を囲む。銀行、証券、信託銀行、カード、消費者金融、アセマネが関連している。

 

*ホールセール事業…大企業・中堅企業に対して、資金調達、運用、リスクヘッジ、決済等に関連したサービスやM&A、アドバイザリー、リースを提供。具体的に、資金調達の方法やの提案、財務戦略アドバイス、グローバル会計の支援、M&Aの仲介・斡旋を行う。

関連会社は銀行、証券、信託銀行、リース、資産運用

 

*国際事業…海外の日系・非日系企業、金融機関、各国政府・公営企業や国内に展開する外資系企業に対してサービス提供。具体的には、ホールセール事業の海外版。また、海外ビジネス支援、国際上の取引や決済も含めたお客様の資金の管理業務。関連会社は銀行、証券、信託銀行、リース、資産運用

*市場事業…外国為替デリバティブ・債権・株式等の市場性商品を通じたソリューション提供を始め、バランスシートの流動性リスクや金利リスクを管理するALM業務を行う。

ALMとはアセット・ライアビリティ・マネジメントである。負債と資産の管理であり、愛情金利に対するリスク管理である。金融機関の資産は大部分が債権であるため、市場金利が重要となる。関連会社は銀行、証券、信託銀行。

 

 

 

特徴:強みは、銀証一体となった顧客の囲い込みである。富裕層からの資産を受けやすいように、営業戦略を立てやすい。医療系ベンチャーのための投資ファンドを設立。今後のトレンドを取っている。また、法人において、コロナ対応のため審査の柔軟性を行う。不良債権の減少も見どころ。海外事業の進捗が著しく、新興国向けの融資拡大予定。GMOペイメントと提携し、新キャッシュレス決済端末「stera」を作成。リアルとネット店舗の売り上げを同時に見ることが可能であり、ダッシュボード形式で閲覧。また、これを契機にfinntec企業の設立・参入を視野に、増配。SBIとブロックチェーン活用で協業

弱みは、ATM店舗の運営費とネットバンキング、フィンテックの台頭。超低金利政策により、正直費用と運営費が見合っていない。銀証しているのにそのつながりが利益に反映されていない。コロナによる融資増に伴う、貸倒金増加及び倒産可能性。資産運用業への影響。国内、リテール、ホールセールの頭打ち。不良債権増加の恐れ。

 

本社 東京都千代田区丸の内1-1-2 三井住友銀行本店ビルディング

 

電話番号 03-3282-8111

 

従業員 連87,567名 子28,401名<19.9>

 

発行済み株式数 1,373,171千株

 

時価総額 48,486億円

 

参考:四季報2020春