9/7日経平均株価解説
9/7日経平均株価解説
始値23,145.47
高値23,218.22
安値23,086.89
終値23,086.89
9/7日経平均株価は前日比115円安で大引けを迎えた。ザラ場では、寄り付きで売りから始まったもののGDを埋めてヨコヨコの展開となった。
このようになった理由は米株式市場のハイテク株の続落とソフトバンクグループのオプション取引が伝わったためである。
具体的には9/4のNYダウは3日の大幅下落に伴い、おおきく下げ幅を拡大した。これは、割安株への資金移動が顕著になっているという見方もあるが、最も、米国追加経済対策の議論が停滞しているためだろう。これに対して投資家心理が低下し大きく下げた。またソフトバンクグループは米株式市場のハイテク株を対象としてオプション取引で約40億ドルの含み益が出ていることが伝わった。しかし、先ほど申し上げたように米市場が下落しており、含み益が減っていることに対して売りが入ったのではなかろうか。もしくは、オプションを行わなければならないほど資金繰りが悪化していることに対する売りなのか?
結果、終値23,086.89で大引けを迎えた。今後は米大統領選や外国人投資家の参戦が活発となり、不確実性の多い相場となりそうだ