YE DEGITALの企業分析その3
業績:貸借対照表より、自己資本比率、流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合比率を求める。19・3のものを用いる
自己資本比率=3,360,983÷8,798,632=38%
流動比率=6,295,971÷2,622,268=240%
当座比率=5,093,355÷2,622,268=194%
固定比率=2,502,660÷3,360,983=74%
固定長期適合比率=2,502,660÷(5,828,512+3,360,983=9,189,495)=27%
自己資本比率は低いかなと感じる。平均として50%前後である。前年と比べて上がっている。原因として、買掛金、支払手形の多さと投資が多いことである。有形固定資産が増加しているためそこが肝となる。流動比率は200%越えなのでよいと考える。昨年より比率は上がっており、単純に売掛金の増加が挙げられる。当座比率は194%でありこれは流動負債を即金できるもので賄っている証拠である。固定比率は74%である。これは、資本で=自己資本で固定負債をまかなえている。つまり、無理な設備投資を行っておらず余裕のある範囲で投資を行っている。固定長期適合比率は27%であり、流動負債をしようしていないことが分かる。また、特出すべき点は有利子負債0である。これは素晴らしいが支払手形、買掛金、他未払い費用が多い。=これが有利子負債のかわり?後回しにしてきたもの?これらを支払わず設備投資を行っている可能性?
次に損益計算書より売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高販管費率、ROA(総資産利益率)、ROE(自己資本利益率)を求める。19・3のもを用いる。
売上高営業利益率=459,564÷12,451,473=3%
売上高経常利益率=467,063÷12,451,473=3%
売上高販管費率=2,949,211=12,451,473=23%
ROA=206,778÷8,798,632=2%
ROE=206,778÷3,360,983=6%
まず、売上高営業利益率は3%である。平均2-4%であるため平均といえる。売上原価が低い低いが販管費がそれを台無しにしている感が強い。売上高経常利益率は3%である。業界平均は2-4%である。営業外収益の増加が大きい。保険解約返戻金が大きくこれが経常利益の増加につながっている。売上高販管費率は23%と高い。これはおそらく人件費が高くかかっている?人材=売り上げの確保であるため。もしくは、安川社員を雇っている?天下り的な。ROAは2%と標準である。しかしながら、昨年に比べ当期純利益が下がっておりこれはまずいこと。理由は特別損失の増加と法人税などの増加である。特別損失については自社株?他社株?であり、米中貿易戦争によりさがったものと考えることができる。法人税等の増加の理由としては費用、資産の増加により、税金が上がったことによるもの。また、繰り越し税金資産の減少により、法人税等調整額が現状したためである。ROAは6%である。ROEは6%と低く、原因として当期純利益の減少が大きい。これは上記と同じ理由であると考えることができる。
次にCF計算書を見ていこう資料は19/2
営業CF=346,298
投資CF =-346,473
財務CF =-110,665
営業CFに関して去年より大幅に減っている理由として売上債権の増加、棚卸資産の増加、未払い費用の増加。要するに、売り上げは伸びたが現金収入がない。かつ、費用を支払ったこと。また、棚卸資産を増やしてしまった=売れ残りの増加によってキャッシュフローが減った。このことより、来年は営業CFは増えるのではないか
投資CFは昨年とさほど変わらない。しかし、関係会社の買収を行っており、これが少し影響している。恐らく、子会社?親会社の株式を買ったのだろうと思われる。
財務CFは借入金がないため+とはなりにくい。しかしながら昨年より株価が落ちているためー幅がすくなっている。
総じて、本業の金を投資に回しており過剰投資といえる。
2020/3/6現在
PER21.5
PBR2.79
配当利回り1%