古野電気企業分析その3
競合:東京計器を上げる。事業内容としては、船舶港湾機器事業、油空圧機器事業、流体機器事業、防衛通信機器事業である。古野電機と似ており、船舶の機器から事業拡大を空いた形である。ビジネスモデルは古野電気と同じ製造⇒販売である。業績を19/3の決算から見る。単位は百万円
売上高46,692
営業利益2,440
経常利益2,660
当期純利益1,936
次に古野電機の業績を見る。19/3の決算を使用。単位は百万円
売上高82,108
営業利益4,771
経常利益5,112
当期純利益4026
売上高が圧倒的に古野電機の方が大きくそれに連なり、当期純利益にも影響している。このようになる理由として、東京計器はニッチな事業の拡大を進めている。そのため、主力事業を決めれてないと感じる。しかし、東京計器の方が、船舶技術の転用が使えている気がする。例えば、流体機器事業である。これは、河川の防災向けの製品を販売している。これは、売上高が前年比19.2%増である。古野電気は船舶事業が業界トップということもあり、この事業が引っ張ている。なので、船舶で競争優位に立っており、これを広げることが重要。この地位をうまく使ってグローバル展開と他事業への技術転用により競争優位を維持することができる。
企業の成長性
船舶事業のシェアはトップであるが、これだけでは天井であり、収益増加は難しい。なので、技術の転用=新事業拡大、子会社買収を行い、シナジーを生み出し、かつニッチな分野を確立する必要があるのではないか?しかし、自動運転などの事業もあるため、人口減少で、船舶数の減少に対して対応できる策である。なので、成長性があるのかな。
株式情報 3・22時点
株価712円
PER5.57
PBR0.54
時価21,360百万
需給 3・22時点
発行済み株式数
浮動株10%
信用買い残92,000
信用売り残42,200
株価に与える影響
・為替、国際情勢
・古野興産
・海外市場
・決算
・海運業の業績
・自動運行関連、AI
・エコトロニクス、三菱重工業
・無線ラン、小学校向け