6/30日経平均株価解説
6/30日経平均株価解説
始値22,335.10
高値22,448.30
安値22,273.38
終値22,288.14
6/30日経平均株価は前日比293円高で大引けを迎えた。ザラ場では、寄り天、ヨコヨコだったが、大引けで崩れた。
このようになった理由は、先日のNYダウの上昇と円安による景気敏感株の買いが多く入ったことである。
具体的には、米国の5月の仮契約住宅販売指数は前月比44.3%上昇した。パンデミックの影響から徐々に住宅市場は持ち直しているとの見方が強まった。この指標は、中古住宅を対象とし、仮契約は1-2か月後に販売取引が成立する。そのため、7月には、住宅市場に少し活気が戻り、超低金利政策がさらに追い風となっている。これらが、NYダウを上昇させた。また、円安が進み、輸出企業などに多くの買いが入り、テレワークなどIT銘柄は反落した。
結果として、終値22,288.14で大引けを迎えた。今後は、各国の指標が注目される。また、日銀短観が明日発表されるので注目したい