7/31日経平均株価解説
7/31日経平均株価解説
始値22,267.59
高値22,295.05
安値21,710.00
終値21,710.00
7/31日経平均株価は前日比629円安で大引けを迎えた。後場にかけて下げ幅を拡大していった。
このようになった理由は2020年4-6月期の決算が悪化するとの見通しが相次いだことと東京都の新型コロナ感染者数が31日に463人となったことである
具体的には、アドバンテストが第1Qの決算においてIFISコンセンサスを13.1%を下回る水準であった。また同日に発表された業績予想によると通期の税引前損益が24.2%減少と予想されている。ザラ場では、ストップ安となり制限値幅の下限である前日比1000円安の5700円まで大きく下げた。これによって半導体株につれ安をもたらした。また、31日の東京都の感染者数は初の400人越えとなった。そのうち20,30代は合わせて332人であり、およそ72%を占めており、若者の外出などによる感染が相次いでいることが分かる。今後都独自の緊急事態宣言が出される可能性もあり、株価に大きく影響しそうだ。