8/24日経平均株価解説
8/24日経平均株価解説
始値22,913.20
高値23,012.71
安値22,862.54
終値22,985.51
8/24日経平均株価は前日比+65円で大引けを迎えた。前場で上げ、後場で下げ、引けで上がるというジェットコースターのような形となった。
このようになった理由は、米中対立において一定のやわらぎが見られたからである。
具体的には、中国ネットサービステンセントのアプリウィーチャットにおいて、ちゅごく国内において同アプリを使用し続けることについて可能であると示唆したことが伝わった。そのため24日の香港市場においてテンセント株が買われ、香港市場が上昇した。これに伴い日経平均株価も上昇したが、好業績銘柄に投資家の買いが集まったが物色は限定的であったため上値は限定的であった。
結果、終値22,985.51で大引けを迎えた。今後は材料なしの展開か、米中の動きに伴った展開だろう
8/21日経平均株価解説
8/21日経平均株価解説
始値23,022.76
高値23,135.43
安値22,920.30
終値22,920.30
8/21の日経平均株価は前日比39円高で大引けを迎えた。ザラ場では寄り天GUで始まったが、右肩下がりの格好となった。
このようになった理由は、先日の米株高の影響と米中対立の懸念により、様子見をする投資家が増えたからである。
具体的には、先日のNYダウが上昇したことである。牽引したのは、ハイテク株である。コロナ化で業績が低迷している主力産業を差し置いて、アップル、マイクロソフト、インテルなどに買いが集中した。アップルは上場来高値を更新した。マイクロソフトも上昇した。、また、インテルは自社株買いを発表し、投資家の注目を集め、買いが集まった。その他ネットを使った企業(EC、SNS)も上昇した。これらが、日経平均株価に影響を与えた。しかし、米中貿易の先行き懸念があるため買いが入りにくかった
結果、前日比+39円で大引けを迎えた。今後は、取引者が少ない中でどのように動くのかに注意したい。
8/20日経平均株価解説
8/20日経平均株価解説
始値23,003.58
高値23,078.36
安値22,851.83
終値22,880.62
8/20日経平均株価は前日比―229円で大引けを迎えた。ザラ場では寄りからGDしており、前場で大きく下げた。
このようになった理由は、米国の金融緩和策においてFRBが前向きではない姿勢が広がったためである。
具体的には、FRB理事会が先月開いた7月の議事要旨によると、多くの参加者が「政策金利の今後の経路を決めることが適切だ」と発言した。また、物価や失業率に目標値に設定し、到達するまでゼロ金利を維持することを新しい指針として示した。しかし、財政出動に関しては、追加緩和の指摘も上がっているが、労働市場の悪化に伴い底を改善し、物価水準を上げていく方針であり、追加金融緩和策は見送られるという見方が市場で広まった。
結果、終値22,880.62で大引けを迎えた。今後は、米国の政治・経済を中心に動きそうである。
8/19日経平均株価解説
8/19日経平均株価解説
始値22,997.93
高値23,149.85
安値22,953.60
終値23,110.61
8/19日経平均株価は前日比+59円で大引けを迎えた。ザラ場では寄り天で始まり、上下に大きく振れた。
このようになった理由は、米国のハイテク株の上昇を受けて、日本のIT関連が上昇し相場をけん引したためである。
具体的には、ナスダックの上昇が日経にも大きく影響した。昨日、Huawei関連製品の禁輸を発表したことと15日予定されていた貿易問題を巡る米中の閣僚級会議の延期が決まり、市場心理を低下させた。これによって、輸出企業すなわち景気敏感株に買いが入りにくく、大きく売られる形となった。一方、景気の変動を受けにくいハイテク株に買いが集まり最高値を更新した。
8/18日経平均株価解説
8/18日経平均株価解説
始値23,097.80
高値23,128.18
安値22,948.89
終値23,051.08
8/18日経平均株価は前日比―45円で大引けを迎えた。ザラ場では、前場では形が悪かったが後場で盛り返した形である。
このようになった理由は、米国と中国に対する禁輸体制の強化が発表されたことを受けて買いが少なかったからである。
具体的には米商務省が17日Huaweiによる半導体技術へのアクセスの遮断を狙い、同社に対する制限措置を強化した。今年5月に発表された制限措置を基に世界21か国にあるHuaweiの関連企業38社を禁輸措置の対象に追加した。これによって、IT産業の本格的な覇権を狙うことになる。トランプ大統領は、Huaweiを直接批判し、今後も規制を継続していく模様である。
8/17日経平均株価解説
8/17日経平均株価解説
始値23,189.48
高値23,248.75
安値23,068.53
終値23,096.75
8/17日経平均株価は前日比―192円で大引けを迎えた。ザラ場では寄り天で始まり、その後は大きく下げた。
このようになった理由は国内経済の先行き懸念から大きく売り込まれたことが主な要因である。
具体的には2020年4-6月の実質国内総生産速報値は前期比年率27.8%減と戦後最大の落ち込みを記録した。物価変動の影響を除く実質で前期比7.8%減であった。これによって3四半期連続のGDPの減少であり、年率においても大きく減少した。特に、個人消費の部分が大きく下がり旅行、外食などのサービス消費が減少しており、飲食、娯楽産業への影響が大きいことがよくわかる。また、公共投資においてはプラスであり、国策銘柄などは恩恵を受けているのか?
結果、終値23,096.75で大引けを迎えた。今後は、実体経済との乖離を埋めていくのかそれとも将来を見据えてあげていくのか注目どこである。
8/14日経平均株価解説
8/14日経平均株価解説
始値23,323.92
高値23,338.79
安値23,222.85
終値23,289.36
8/14日経平均株価は前日比39円高で大引けを迎えた。ザラ場では高値圏を意識した売買が続いた。
このようになった理由は、米中の不透明さや短期的な割高感により買いが進まなかったことが理由である。
具体的には、15日に米国と中国の貿易交渉が開かれる。内容は第1段階の合意をめぐるものである。これは米中が2年近くの交渉の末1月に結んだものである。米経済会議のカドロー委員長は13日トランプ政権は第1段階の合意の進捗度に満足しており、様々な分野ですれ違いはあるが通商合意は互いに履行していると説明した。しかし、これに対して、破棄の可能性が0ではなくその部分に対して警戒感を投資家が持ったため買いが進まなかった。
結果、終値22,289.36で大引けを迎えた。今後は、23000円台でのもみ合いとなりそうである。