8/14日経平均株価解説
8/14日経平均株価解説
始値23,323.92
高値23,338.79
安値23,222.85
終値23,289.36
8/14日経平均株価は前日比39円高で大引けを迎えた。ザラ場では高値圏を意識した売買が続いた。
このようになった理由は、米中の不透明さや短期的な割高感により買いが進まなかったことが理由である。
具体的には、15日に米国と中国の貿易交渉が開かれる。内容は第1段階の合意をめぐるものである。これは米中が2年近くの交渉の末1月に結んだものである。米経済会議のカドロー委員長は13日トランプ政権は第1段階の合意の進捗度に満足しており、様々な分野ですれ違いはあるが通商合意は互いに履行していると説明した。しかし、これに対して、破棄の可能性が0ではなくその部分に対して警戒感を投資家が持ったため買いが進まなかった。
結果、終値22,289.36で大引けを迎えた。今後は、23000円台でのもみ合いとなりそうである。