3/30日経平均株価解説
3/30の日経平均株価
始値18,884.07
高値19,084.97
安値18,578.20
終値19,084.97
3/30の日経平均株価は304円安の19084円で取引を終えた。大引けにかけて買いが入った形となった。
このようになった理由は、コロナの感染拡大懸念と日銀ETF買い、配当権利落ち日が絡んでいると考える。
具体的に、週末、関東において外出規制が設けられる中、東京、千葉において感染者が増加したことにより、経済停滞が想定以上に長引くと投資家は考え、リスク回避の姿勢がとられた。そして、3月期末の配当権利落ち日であり、配当ねらいの投資家たちが朝から売ったというのも下げた要因である。また、後場にかけて日銀がETF買いにより、下げ幅を縮小させた。
結果として、19000円台を維持したものの300円安で、取引を終えた。
今後は、コロナの感染拡大次第であるが、恐らく、国内では増加の見込みである。なぜなら、国内では未だ外出規制が多くの自治体では取られておらず、いつどこで感染してもおかしくない状況だから。なので感染者数の増減、感染状況、また、財政、金融政策に応じて株価は変動していくと考える