4/17日経平均株価解説
4/17の日経平均株価
始値19,575.85
高値19,922.07
安値19,554.70
終値19,897.26
4/17日経平均株価は+607円高の19,897円で大引けを迎えた。前場で大きく上がり、一度崩れたが、後場に上昇し、持ち直した。
このようになった理由は、トランプ大統領のコロナに対する発言と中国1-3月期のGDPの発表である。
具体的に、トランプ大統領は、先日、経済活動を再開させるための指針を発表した。内容は、感染状況を3段階に分けて、再開させるとのことである。
第一段階では学校は休校のまま、仕事はテレワークを継続するものの、通勤も可能
第二段階では学校の授業を再開し、不要不急の移動も可能
第三段階では職場には制限なく出勤でき、レストランや映画館などは客同士が最低限の距離を保つことにより営業可能としている。
これを受け、短期筋の買いが入ったとみられる。また、中国の1-3期のGDPが発表されたが、予想値と大きく変わらなかったため、マイナスの影響が少なかった。このため、好材料に反応したと思われる。
結果として、607円高の19897円で大引けを迎えた。来週は高値圏を経過しつつも、半値戻しなるかがカギである。