7/7日経平均株価解説
7/7日経平均株価解説
始値22,649.90
高値22,742.28
安値22,540.44
終値22,614.69
7/7日経平均株価は前日比99円安で大引けを迎えた。ザラ場では、寄り天後ボックス相場の形をとった。
このようになった理由は、昨日の調整と8日と10日に日本株のETFの決算日を控え、分配金支払いに伴う売りが警戒された。
具体的には、先日、NYダウは中国の景気回復期待、米指標の改善を受け大きく上げた。これを受け、日本市場では朝方買いが断続したが、米国先物が下げたことにより、投資家たちNYダウの調整を意識し買い控えた。また、ETFの分配金支払い基準日が7月8日、10日が多く、権利落ちのタイミングで先物を買い建て、支払日に先物を売るのが一般的である。そのため、一時的な下げを警戒して上値が重かった
結果として、終値22,614.69で大引けを迎えた。今後は、コロナ次第ではあるが、テクニカルでは上放れしたといえる