itbookホールディングス企業分析その3
競合:比較対象として、日本基礎技術を上げる。事業内容は重機工事、その他土木工事、アンカー工事、ダム基礎工事を行っている。この中で、ITBook と重なっているのはその他土木工事である。これは、おもに、地盤改良をメインとして行っている。東日本大震災以降、都市部における、耐震機能、液状化を防ぐことがもとめられている。それに対応するため、新工法の開発・導入を行っている。
セグメントの売上高を比較する
日本基礎技術 資料は19/5、単位は百万
売上高 5222
ITbook 資料は19/5 単位は千円
売上高 5,123,673
両社の地盤改良事業における売上高はそこまで変わりはない。ただ、違いといえば、建設事業オンリーか建設×ITかの違いである。日本基礎は建築業務の一連として、この事業を行っている。つまり、メイン事業ではない。ほかの事業に合わせた地盤改良を行っている。対して、ITbookは、サムシング社が地盤改良をメインで行っている。なので、業種に合わせた地盤改良を行うべき。そして、このような建設会社を今後顧客として、アプリの販売を行ってほしい。逆に、これを行うためには、建設業界のさまざまな事業を展開すべき。もしくは、建設業界でM&Aを行い、業務上の課題克服、効率化をITを駆使して行っていければ理想である。
今後の将来性
マイナンバーポイントにおいて、マイナンバーカード取得者が増え、ポイント利用により行政でも、システムの変更やセキュリティの強化により需要が見込まれる。また、国土強靭化による、アプリの需要増加や地盤調査の受注増加が見込まれる。今後、建設×ITによって、新たな分野を作ってほしい。
株式情報 4/6時点
株価 331
PER 測定不能
PBR 2.65
時価総額 6,551百万
需給
発行済み株式数19,791,901
浮動株38.5%
信用買い790,800
信用売り0
株価に与える影響
・建設業活動指数
・不動産価格指数
・マイナンバー
・国土強靭化
・アプリ開発状況
・地方自治体セキュリティ