朝日ネット企業分析その1
競合:インターネットイニシアティブを上げる。事業内容はネットワークサービス、システムインテグレーション、機器販売、ATM運営である。
*ネットワークサービス…ネットワークの仮想化を実現するためにSDN/NFV(すべてのコンピューターを一元的に管理する。個々のネットワーク機器の設定や管理がいらず、ソフトウェアの設定だけでインターネットを使用する技術)技術により、ネット接続、マルチクラウド、WANなどの機能をオンデマンドで提供する。これを法人、個人に提供している。また、これを通したクラウド、セキュリティを提供。
*システムインテグレーション…コンサルティングやITシステムの設計・構築・開発を行う。また、アプリ開発なども。
*機器販売…wifi接続のための機器(ルーター、専用機、ブローバンド)を販売。
*ATM運営…銀行からのアウトソーシングで、システムの運用を支援している。
次に売上高比較を行う。単位は百万円である
17・3 |
18・3 |
19・3 |
|
売上高 |
157,789 |
176,051 |
192,332 |
営業利益 |
5,134 |
6,762 |
6,208 |
経常利益 |
5,427 |
7,840 |
4,912 |
3,166 |
5,108 |
2,715 |
|
17・3 |
18・3 |
19・3 |
|
売上高 |
8,779 |
9,338 |
9,739 |
営業利益 |
1,307 |
843 |
1,269 |
経常利益 |
1,313 |
851 |
1,277 |
950 |
577 |
952 |
上記からわかることは、
業績はインターネットイニシアチブである。しかし、ここ三年は低下傾向である。インターネットイニシアティブに対して、朝日ネットは上昇の形をとっている。これからわかることは、シェアや技術面ではインターネットイニシアチブの方が上である。なぜなら、SDN/NFV技術を持っており、それを利用した、シェアの拡大とプロバイダー業界の古株であるかrである。これに対して、朝日ネットは比較的新しい方である。技術こそ及ばないものの、インターネットを使ったサービスの開発・販売とインターネット接続サービスのセットでシェアを多くしているため、このような違いが出るのではないか。
<今後の将来性>
インターネットサービスの拡充を基にした、シェアの拡大が重要である。特に、M2M 、IoT化が進んでいるため、それに関連したサービスの提供がカギとなるのではないか。また。教育支援サービスmanabaを出したが、これにつぐ教育支援のものを出してもらいたい。例えば、プログラミング教育、金融教育におけるサービスの提供or関連会社と提携し開発を進めるなど、すると、消費者、法人顧客も増えるのでは?チャートにおいて、3・17以来上がりっぱなし、かつコロナの前より上がっている。これは、テレワークの導入による、契約の増加の思惑で上がっていると考える。なので、決算次第ではさらに上がるor調整だろう。そして。PERが22なので、まだ上がってもおかしくはない。
<株式情報>
4・28時点
株価 |
909円 |
PER |
22.61 |
PBR |
2.68 |
290億円 |
|
発行済み株式数 |
3200万株 |
浮動株 |
8.40% |
信用買い |
154,700 |
信用売り |
69,400 |
*株価に与える要因
・決算
・テレワーク・在宅の導入
・信用残高
・下落の時のPER
・借入金
・新事業・インターネット技術