7/27日経平均株価解説
7/27日経平均株価解説
始値22,495.95
高値22,741.13
安値22,429.57
終値22,715.85
7/27日経平均株価は前日比35円安で大引けを迎えた。ザラ場では寄り底で始まり、右肩上がりで上昇した。
このようになった理由は、米中の対立が日本の連休中に勃発し、相場にマイナスイメージを与えたことが主な要因である。
具体的には、アメリカ政府がテキサス州ヒューストンにある中国領事館を閉鎖させた。そして、これに対抗し中国政府は27日までに四川省成都にあるアメリカ総領事館を閉鎖させる見方が出ている。現地では、荷物の搬出などが始まり、大型バスやトラックの出入りが激しいと伝えられている。これを受け、先週の米指数は大きく下げ、この影響を受けた模様。しかし、貿易問題までに踏み込まなければ、相場の影響は限定的との見方が出ており、寄り底からの買いにつながった。また、個人の持ち株としては、サイボウズが明日6月次業績を発表するので、そこでトレンド転換していくと見られる。弁護士ドットコムのようにならなければよいが…
結果として、終値22,715.85で大引けを迎えた。今後は、米中の問題を見つつ、コロナ対策に焦点が向きそうである。