4/27日経平均株価解説
4/27の日経平均株価
始値19,410.84
高値19,819.06
安値19,410.18
終値19,783.22
4/27日経平均株価は+521円高の19783円で大引けを迎えた。ザラ場では下げることなく1日中上げた形である。
このようになった理由は、日銀の追加金融緩和の発表と新型コロナの影響による悪化に歯止めがかかっていることである。
具体的に、4/27は日本銀行の金融政策決定会合であった。ここで、追加緩和が発表された。①国債の無制限購入②社債・CP(コマーシャルペーパー)の買い入れ枠を20兆円に拡大。
③中小企業の資金繰り支援である。
①…緊急経済対策の財源は国債の増発である。これによって、購入してもらうためには金利が上昇しやすくなる。それを抑えるために、国債を制限なく購入する。
②…社債・CPの買い入れ枠を増大させ、企業の資金繰りを支援また残存期間を1-3年から5年へ増大する。発行体ごとの買い入れ限度額も大幅に緩和する見込みである。
③…企業向け融資資金ゼロ金利で金融機関に貸し出す。対象担保は約23兆円になる。これまで、約8兆円だった。地銀、信金の取引増加を狙っている。
そして、外国では、経済活動再開が行われてるため、好感視された。