サイボウズ企業分析その1
サイボウズ(4776)
決算 12月
設立 1997.8
上場2000.8
事業内容 ソフトウェア <19.12>
*ソフトウェア事業…企業に対して、クラウドを通したソフトを提供。製品例:キントーン、サイボウズoffice、Garoonなどである。
・キントーン…ビジネスアプリ作成クラウドである。アプリを作るアプリである。特徴としてはチームの仕事が紙の書類を回すことなくクラウド上で進めることができる。エクセルファイルは読み込むだけでアプリ化できる。また、チームで、何の仕事をしてるかが分かり見えるかにつながる。グループチャット機能も追加でき、データをみながら会話できる。マルチデバイスに対応している。あらゆる業種に対応できるように、キントーン内にアプリ、コミュニケーションツールがついており、どれでも追加可能。外部サービスとの連携も可能、また、見積もり、顧客管理、webへの出力なども可能料金体系としては、初期費用は無料であり、1ユーザー単位で契約(5ユーザから)、1か月ごとに更新できる。
・サイボウズoffice…グループウェアソフトである。この製品の特徴としては、情報共有が社内で行いやすいということである。100種類以上のテンプレートから作成できる。データをためて、チームで活用することができ、掲示板やトップページ表示可能。また、カスタマイズが可能であり、アプリの作成やカスタマイズに、プログラミングなどの知識が不要であり、クリック一つでアプリを作れる。顧客企業に合わせた自由な設定が可能。パッケージ、クラウド版と二つある。クラウド版は、初期費用無料、最低1か月契約、契約ユーザーは5ユーザーから。月あたりが非常に安い。
・garoon…中堅・大企業向けのグループウェアソフトである。企業内の情報と個人あての通知を一画面に集約する。また、支店、部署、チームごとに情報発信できるため社内の情報を統合できる。基本的な機能(スケジュール、共有リスト、ワークフロー)はもちろんであるが、スマホなどからも情報共有・発信ができる。様々なオプション機能も存在する。クラウド版とパッケージ版が存在する。クラウド版では月契約となり、1ユーザーごとの値段としている。
特徴;キントーンの海外展開に注目。中国、米国、東南アジアに拡大している。それぞれの地域に特化した戦略をとっている。クラウド事業の安定的な拡大と、コロナによる、会員の増加が業績向上につながる。また、クラウド事業の環境の変化に対応するために、先行投資を行っている。また、メゾット事業を行っている。チームワーク向上のための研修や講演を行っており、新たなビジネスを展開中。コンサル的な?
本社 103-6028 東京都中央区日本橋2-7-1東京日本橋タワー
電話番号 03-4306-0808
従業員 連741名 単541名<19・12>
発行済み株式数 52,757千株
時価総額 1039億円
仕入れ先 なし
販売先 大塚商会
引用:四季報2020春