システム情報企業分析その2
競合:セラクを上げる。事業内容はシステムインテグレーション、デジタルトランスフォーメーション、機械設計エンジニアリングである。
*システムインテグレーション…IT技術支援を行っており、ITインフラ、WEB運営、WEBシステム開発のサービス提供をしている。
*DX事業…企業の情報資産を保護する、サイバーセキュリティやIOT、AIを用いて課題解決を行うデータサイエンスス。また、データを可視化しRPA(人間に代わって事務作業を行う)による業務の効率化を行うビジネスインテリジェンス。ITの活用により儲かる農業を行う「みどりのクラウド」などのサービスの提供をしている。
*機械設計エンジニアリング事業…子会社のビーズエンジニアリングにおいて3DCAD分野の技術提供、機械・金型などのサービスを提供している。
セラクの売上高は以下の通りである。
業績 | 17・8 | 18・8 | 19・8 |
---|---|---|---|
(百万円) | |||
売上高 | 7,500 | 9,017 | 11,410 |
営業利益 | 532 | 543 | 727 |
経常利益 | 543 | 525 | 737 |
当期純利益 | 360 | 311 | 440 |
次にシステム情報の売上高である。
業績 | 17・8 | 18・8 | 19・8 |
---|---|---|---|
(百万円) | |||
売上高 | 8,147 | 10,115 | 12,311 |
営業利益 | 772 | 989 | 1,363 |
経常利益 | 780 | 990 | 1,361 |
当期純利益 | 550 | 703 | 917 |
これらからわかることは、業績においてはシステム情報の方が上である。しかし、セラクでは、IT事業にかけ合わせた新事業への投資が活発である。例えば、みどりクラウドである。これは、農業をITで支援している。生産においては、生育環境、作業状況を計測・記録してデータ化することで、作業の見えるかを行い、生産性向上につなげる。また、販売の面では、生産者と、実需者を直接つなぐことで高収益を実現。また、生産者のブランド構築につなげている。このように、システム情報もIT×○○を作り出し、投資をもっと行ってもらいたい
<今後の将来性>
今後としてはDX化が進み、官公庁などからの大型案件を請け負ってるので受注が増えていくだろう。しかし、コロナの影響で、企業投資減退がおこるはずであり、最低限の案件は獲得できるものの売り上げの増加は難かしいのではないか?また、資格を取る人が多いため人件費の高騰が気になる。ITと何かをかけるものを生み出してもらいたい。
<株式情報>
4/19時点
株価 | 795円 | |
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PER | 17.7 | |
PBR | 5.69 | |
時価 | 18,189百万 | |
発行済み株式数 | 23,672千株 | |
浮動株 | 16.30% | |
信用買い | 581,200 | |
信用売り | 45,900 |
株価に与える要因
・DX
・農業、単価、個人消費、
・AIによる事業参画や新技術
・決算
・TDCソフトの業績やIR
・投信組み入れ比率
・AI×RPA