bunseki345の日記

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サイボウズ企業分析その3

競合:チェンジを上げる。事業内容はNEW-IT事業、人材育成事業、投資事業、パブリテック事業を行っている。

 

*NEW-IT事業…価格が安く、導入がスピーディー、使い勝手のいいIT技術を提供。特に、現場で働く人を支援する。航空会社におけるパイロットや整備担当者、ゼネコンにおける現場の監督者や作業担当者、鉄道会社における駅員や運転士。彼らの仕事のIT支援を軸としている。例えば、トンネル検査アプリ、熱中症対策アプリなど

 

・トンネル検査アプリ…トンネル検査は、従来、書類に記録をし、デジタルカメラで写真を収め、異常個所を発見するものであった。そのため、検査員や会社のとても負担がかかるものであった。また、その書類も多くなれば、保管が難しくなる。なので、これを解決するために、トンネル検査をタブレット一つで行えるようにしたものである。また、顧客にニーズに合わせて、どのようなモバイル端末にするか、記録する箇所、どのような機能、どのような操作手順、ビーコン(スマホタブレット使用者にニーズに合った必要な情報を端末を通して利用者が受信できるシステム)などのIoT端末との連携有無をどうするかを決めていく。

 

熱中症対策アプリ…近年、熱中症による健康被害が相次いでいる。特に、建設、警備、運送業において、温度の把握が難しく従業員から熱いといわれてもどの程度かわからない。そこで、リスクの把握、予防が可能なアプリを開発。これは従業員の周辺温度、周辺湿度を感知し、監督者に伝達。また厚さ指数(WBGT)をモバイル端末に表示させることで、従業員と監督者で共有が可能。これにより、労働の自制を促し、休憩を的確に取らせることができる。具体的にはアップルウォッチのバンドにIoTを装着し温度・湿度を取得、厚さ指数の表示、体調の入力を行う。監督者は端末に送られる自己申告の体調や暑さ指数、温度湿度を確認し適切な対処を取る。またこれはサーバーに送られ、事務所でも管理可能。

 

*人材育成事業…ビジネスのデジタル化に対応した人材を育成していく。すべてのビジネスパーソンに必要なスキルの育成サービス、働き方改革、デジタル技術の利活用を行なっている。例えば、オープンコース、デジタルリテラシーeラーニング「RETOMO」

 

・オープンコース…新入社員から管理職まで、ビジネススキルの強化プログラムで、受けたいときに、受けたいコースを、受けたい人数通うことができる。特徴としては、複数研修を毎月開催のため、いつでも可能。自分に合った、時間や研修を選択できる。業務に沿った講義、テキスト。例えば、データ活用力アップコースである。課題発見と課題解決の2つのフェーズに分けて、論理的な思考方法を用いた課題解決方法を見つける。また、課題発見のフェーズを明確に切り出し、あるべき姿を意識して重要性を学ぶ。ゴールとしてはk大発見のポイントを理解する。基本ステップとその手法を身に付ける。自身の業務に当てはめて考えられるようにする。午前コース、午後コースが存在する。

・RETOMO…デジタルリテラシーを上げる人材育成eラーニングである。これは、現在、DXが叫ばれる中、なかなか進まない企業向けにコースを提供。進まない原因をチェンジの中で考えている。例えば、デジタル部門と壁があり進まない。社員の意識が低い。デジタル化を後回ししている。DXは組織全体で取り組まなければ成功しない。なので、これらの原因打破するために、全てのビジネスパーソンのデジタルリテラシーを高めるために、eラーニングを提供。PC、タブレットスマホどれでも、いつでも視聴可能。

*投資事業…IPOの準備期間に入ったIT企業の投資と当社との事業連携と企業価値の向上を目指す。

*パブリテック事業…ふるさとチョイスという日本最大級のふるさと納税プラットフォームビジネスを行っている。地方創生事業を行っているトラストバンクを子会社として行っている。

・ふるさとチョイス…国内最大級のふるさと納税サイト。地域にお金を循環させることが目的。また、café,感謝祭などにより自治体と寄付者、自治体と業者、自治体と自治体をつなげる。

次に、業績を比較する

サイボウズ

17・12

18・12

19・12

売上高

9,502

11,303

13,417

営業利益

802

1,103

1,732

経常利益

821

1,194

1,804

当期純利益

414

653

1,012

チェンジ

17・9

18・9

19・9

売上高

1,980

2,604

7,054

営業利益

331

513

1,081

経常利益

325

513

959

当期純利益

229

343

378

 

業績のみを見ると、サイボウズの方が良い。これらの違いは、事業である。なので事業内容を比較する。チェンジは、日本の課題や現状を的確に分析した事業を行っていると考える。なぜなら、一部を除き全体的に、事業の前提が、困ってますよね?から入るからである。例えば、DX化やふるさと納税である。DX化は2025までの課題である。また、ふるさと納税は地方の活性化がおこなわれていないという課題である。これらをくみ取って、様々なサービス・ITを追加して行なっている。これらは、課題として扱っているため、課題が解決されるにつれて需要が見込めなく。同業他社も多く、多くを稼げるわけでない。なので、投資事業をやっている?サイボウズは、企業向けアプリ開発をメインにやっており、時代の流れに沿ってやっている印象である。SaaSを主にやっており、企業のシステム改善を目的にやっている。そのため、IT化は今後ますます、進んでいくので成長しているのでは?と考えられる。

 

<今後の将来性>

今後は、グローバル展開が加速するだろう。なぜなら、グループウェアソフトはシェアがトップであり、大企業から小企業までのラインナップを取り揃えているため、国内での伸びは薄い。とくに、東南アジアではデジタル化が急速に進んでいる。そこで、営業体制の強化、現地企業向けセミナー、イベント開催などにより挿入企業を増やしている。また、米国では先進企業への営業、AWSを活用した提供をしており、前年比33%の増加を記録。また、メソッド事業との連携により顧客を取り囲むだろう。具体的に、チームワーク総研参加の企業はキントーンの料金値下げなど、インセンティブを加えた販売を強化するだろう

 

<株価情報>

株価

2913円

PER

117.45

PBR

33.47

時価

1500億円

発行済み株式数

5200万株

浮動株

信用買い

462,700

信用売り

63,100

 

*株価に与える要因

グループウェアソフトのシェア

・海外勢

・PERの低下

株式分割

・信用買いの低下

大塚商会

自己資本比率の向上

・新事業

・増配